心理的な腰痛
痛みは脳で感じています
腰痛は筋肉や関節、靭帯や椎間板の炎症などの様々なことが原因で起こる可能性があります。
しかし人の心と身体は非常に関係が深く時には単に腰自体が痛いのではなく、情動的な影響が腰の痛みを起こしたりそれを強調したりします。
人間には感情というものがあります。
例えば「腹が立つ」という感情の変化が、身体に色々な反応が起こします。怒りという興奮した状態では血圧が上がったり、心臓の鼓動が早くなったりもします。
このような反応は、自律神経の交感神経の働きによって起こります。
感情(怒り)が身体の働き(鼓動が早くなる)に作用するということは、何となく理解しやすいかもしれませんが、これは生まれもってのものではありません。
人は成長していく段階で、「腹が立つというのは人にとって不快な情報」
として認識され、その時に身体に起こった身体の変化は、この不快な情報と共に脳の細胞に記憶されます。
毎日の忙しい仕事や家事により、人はストレス(不快な情報)を感じる場合があります。
ストレスは交感神経の働きを強くすることが分かっています。
それが何日、何ヶ月、何年と続くことで、怒りによる反応の記憶と身体の反応が結びつくようになります。
座っていることは楽なような気がしませんか??
しかしデスクワークなどで座りっぱなしでいると、力学的に腰の筋肉は
強く働くことを強要されます(負担が増える)。
立ちっぱなしでは、姿勢を維持する筋肉は使い過ぎで疲労します。
重い荷物の上げ下ろしなどはなおのことです。
心理的なストレスがかかると、交感神経の働きで筋肉の血液が少なくなります。
その状態でも長時間のデスクワークなどで、筋肉は負担の強い働きを強いられるわけです。
また以前に感じた怒りによる反応も脳の中でつながって、これがパターンとして脳の中でプログラミングされます。
そしてより交感神経をより活発に働かせてしまします。
また「痛い、ツライ」という感覚は脳にその情報を溜め込んでいきます。腰の筋肉や関節、などに特に大きな障害がなくても脳に対する何らかのストレスで腰の痛みや辛さが誘発されて、それらの症状を身体に覚えることがあります。
このような感情やストレスの影響により、慢性的な腰痛が心理面と関わってくるというと言われています。
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